ご挨拶
この度、順和会山王病院内科部長、国際医療福祉大学准教授の職を辞し、東京都文京区千駄木にて、「文京メディカルクリニック」を開院することとなりました。
私は、消化器内科領域の診療を得意としますが、それに限定せず「何でも相談できる」医師でありたいと思っています。
それは私がこれまでの日常診療において、「ジェネラリスト(総合診療医)としての意識をもったスペシャリスト(専門医)でありたい」という信念に基づくものです。
これからの超高齢化社会においては、複数の疾患を有している患者様が増加し、一層このような姿勢が重要になってきますので、消化器疾患に限らず、何でも相談してくだされば幸いです。
これまで多くの患者様方に高くご評価いただいてきた内視鏡検査では、次世代型の内視鏡機器を導入し、「より安心、より快適」に内視鏡検査を受けていただけます。胃内視鏡検査40,000例以上、大腸内視鏡検査12,000例以上を施行した経験を生かし、「苦しくない」検査を心掛けるのはもちろんのこと、胃と大腸の同時検査、最短で当日、また日曜日でも内視鏡検査を可能にします。さらには、院内でお飲み頂けるよう個室スペースを備え、検査終了後もすぐ歩かせずに休息していただける検査ベッドを導入するなど、細部に至るまで患者様に配慮した検査体制を用意しています。
さらに、文京メディカルクリニックでは、「こんなクリニックがあったらいいのに」と私自身が思ってきた考えを実現すべく、LINEによる診療予約、オンライン診療の充実、約一時間で結果が出る血液検査など、多忙な日々を過ごされる患者様の多様なニーズを満たすクリニックを実現すべく努めてまいります。
新型コロナウイルスを契機として健康意識が高まるなか、健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態「ウェルビーイング(Well-being)のという考えに注目が集まっています。
当院では、皆様の病気だけではなく、多彩なニーズと向き合って、皆様の人生に末永く長く寄り添い、ウェルビーイングをサポートしていきたいと思います。
文京メディカル 院長 足立 雅之
学歴・職歴
- 平成8年 慶應義塾大学医学部卒業
- 同大学院修了(医学博士)
- 慶應義塾大学医学部消化器内科助教
- コロンビア大学医学部 Postdoctoral Fellow
- カリフォルニア大学サンディエゴ校内科Faculty
- 永寿総合病院消化器内科副部長
- 慶應義塾大学医学部非常勤講師
- 医療法人財団順和会 山王病院 内科部長(消化器)
- 国際医療福祉大学 臨床医学研究センター准教授